宮城県塩竈市で工事進行中のやまつみ保育園は、梁組みが完了し、上棟式を行いました。当日は園の姉妹施設であるわだつみ保育園の現役の園児や卒園児、周辺地域の方々、塩竈市の市長や保育課の方々など、総勢100名を超える参加者で、盛大に執り行われました。私は上から餅とお菓子をまく役を任命していただきまして、大変貴重な経験をさせていただきました。
近年上棟式を行うことはほとんどなくなってしまい、私もかれこれ10年ぶりくらいになります。小さい頃、近所の上棟式に拾う側で参加した際、顔に大根が当たって泣きべそをかいた経験があったので、こどもたちの顔にぶつからないように少しコントロールしながら餅やお菓子を投げました。夢中になってお菓子を拾うこどもたちもさることながら、大人たちも無邪気に参加している様子を見て嬉しくなりました。上棟式に限らず、私たちが小さい頃は地域のお祭りやイベントがよくあったのですが、少子高齢化が進み、地域の中の集いが限りなく少なくなっている中で、こういった老若男女が楽しむことができるイベントが開催されたことは、忘れかけていた何かを思い出させてくれるようなきっかけになったような気がします。参加させていただいた家族も大変お世話になって、園のスタッフの皆様をはじめ、関係者の皆様に感謝しております。

工事の方は、週明けから垂木掛けの工事に入ります、当初より組み上げに時間がかかっておりますが、怪我なく工事が無事に進んでくれることを願いします。私にできることはほとんどないのですが、工事中の質疑や滞りが極力少ないように机上での確認をしっかりしていきたいと思います。

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