(仮称)柴田町の家 完成内覧会のお知らせ
- 真彦 亀岡
- 10月1日
- 読了時間: 4分
更新日:10月2日
宮城県柴田郡柴田町で工事進行中の(仮称)柴田町の家について、クライアントのご厚意により、完成内覧会を開催させていただくことになりました。2025年11月8日(土)、9日(日)に開催いたします。要申し込みの内覧会になります。下記内容をご確認の上、所定の内容をご記載いただき弊社のメールアドレスまでお申し込みください。
(仮称)柴田町の家 完成内覧会概要
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日 時:2025年11月8日(土)、11月9日(日) 10:00〜16:00 *入場締切
場 所:宮城県柴田郡柴田町(詳細は申込後にお知らせします)
申込先: info@kameoka-aa.com (担当亀岡)
申込記載内容
①氏名・職業(代表者のみで結構です)
②お住まい住所
③当日連絡可能なお電話番号
④参加人数
⑤来場時刻の目安
計画の概要
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この家は、老朽化した住宅からの建て替えで、ご夫婦とご両親の2世帯で住まう住宅です。お互いのプライバシーに配慮し、それぞれの時間を過ごすことができる居間があること、家族が揃って食事を楽しむことができる共有のLDKは、時にハウススタジオとして撮影会、時にヨガのスペースとして、ご夫婦のそれぞれの活動も展開される予定です。設計では、合理的で暮らしやすい間取りを基本としながら、家族や夫婦それぞれの活動の中心であるLDKと外部のテラスが一体空間として感じられるようなデザイン、そのテラスが来客を迎え入れるアクセントになるような道路側のファサードを試みました。テラスの道路面には、最終的にルーバー材が取り付けられます。





ご夫婦の温和な雰囲気と建築空間が一体になるように、シンプルで優しい空間になるような素材を選定しています。左官職人による漆喰塗りの壁、木目が美しい栗のフローリング、クライアントと一緒に選定したタイルなど、一つ一つの部分の魅力と、それらが調和した全体の統一感が感じられる住まいになっていると思います。


クライアントである村上さんは、株式会社ユジクラフトの代表取締役で、映像制作を中心に、そしてDJとして国内外で活躍されているクリエイター。名取市ではジャズ喫茶 COFFEE&SESSION PABLOも経営されています。


建築工事の施工は合同会社negla設計室、担当は代表の原田さん。私を含み、この3人は同じ1985年生まれです。お二人はもともとお知り合いの仲でしたが、共通の友人(彼も85年生まれ)が私たちを結びつけてくれました。さらには、大工さんも同じ1985年生まれ。同じ年代が4人も揃うことはなかなか無いので、貴重なプロジェクトになった気がしています。ご縁に感謝です。


現在、内装工事真っ只中。現場で打ち合わせすることも残りわずかです。最初にご相談をいただいたのが2023年の秋、本格的に設計を始めたのが2024年の春で、そこから数えると設計と工事で約1年半かかっていることになりますが、このくらいの期間があると焦ることなく進められたように思います。
一人の住まい手として素直に心地良いと思える住宅を、建築デザイナーとしての視点で考える空間デザインや素材の選び方、ディテールによって、住む人と訪れる人が心地良いと感じてくれる居場所をつくりたいと考えており、この住宅でそれを実践してきたと思います。
この内覧会は、新しい住まいをご検討されている方、2世帯住宅の計画を考えている方、建て替えを考えている方に有意義な内覧会になると思いますので、ぜひご検討してみてください。



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