格子戸

現在進行中の小規模保育園さんの工事も最終段階です。先日押入れの引き戸が現場に入りました。


保育園は保育に必要な床面積が定められているのですが、その面積を確保した上で、色々なモノの収納スペースを確保する必要が運用上大切です。押入はお昼寝の布団を収納するスペースになりますが、格子の作りした理由は主に2つあります。なるべく機械が見えないようにしたく、押入れの中に換気扇を設置したことと、押入れ内を換気することにより布団の湿気も室内の空気と共に排出できるようにしました。


6坪程度の小さな空間ですので、そこに設置される押入れは、それなりに存在感のあるものになります。格子にすることで押入れ内の湿気を外に排出するだけでなく、空間の奥行きを感じることで圧迫感を軽減しています。また、押入れの高さは極力抑えていることも同様です。


縦材同士の空きは材寸法よりも少し狭い間隔として、中の収納物が丸見えになることを抑えました。補強の横桟は通常均等割で3分割にすることが多いですが、押入れの中板の高さを基準に、上下の間隔を統一して、中央の間隔を狭くすることで、軽やかな印象にしています。また、縦桟の面よりも奥に設けることで、より縦ラインを強調させています。


来週には竣工しますので、最後のもうひと踏ん張り、がんばります。最後の仕上げはみんなで床のワックス塗りです。