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RE:HOUSE-KOK

福島県桑折町/住宅/木造2階建/リフォーム

REPORT

工事の様子

PURPOSE OF DESIGN

設計趣旨

 都度増改築を繰り返し大きくなっていた住宅の玄関、居間、客間、水回りなどの主となる室の部分リフォームである。ほとんど間取りを変更することなく、これまでの暮らしを踏襲し、新たに必要な部分と必要でないものを整理した改修計画である。サッシの入れ替えに伴う外装のやり替え補修があるものの、内装を中心とする改修である。

 元々畳を中心とする和風造りの家で、改修部もそのテイストを含んだデザインとしている。特に強い個性として、障子や襖で仕切られた日本の伝統的な間取りであり、和室のほとんどは建具が内装となる。建具の種類は太鼓張りとした障子戸、襖、アクリルを入れた框戸、フラッシュ戸の4種類で構成されている。建具の枚数が多く、材料の調達の観点からフラッシュ戸を除く3種類の戸は杉を使い製作している。框戸と障子戸は、1:2:1の割合で横桟を入れた骨組みとしている。その割合自体に絶対の理由は無いが、均等割りという秩序とは違うデザインを試みた結果である。障子戸については広縁からの採光を確保しつつ、ある程度の断熱性能も期待できる太鼓張りとしている。玄関に面した格子付きの框戸と太鼓張りの障子戸は種類は違うものの、横桟のピッチを同一とすることで一体感を持たせている。フラッシュ戸の建具は材料をシナベニヤとし、ホワイト塗装の拭き取る仕上げとしている。

 エントランスホールと居間は襖で仕切られていたが、2枚引き違いで空間の連続性が薄かった。襖を開けると全てが繋がっていく構成を居間にも持たせたかったこともあり、2枚の建具を引き込み戸として全開放できるようにし、間口の狭さはエントランスホールと居間の天井高さを揃えて仕上の溝付きパネリングを連続させることで、連続性を持たせている。エントランスホールには、雑多なものを保管しておくようなスペースがあったことから、上部が開放してある壁で収納コーナーを増設している。天井が繋がっていく特性を殺さないように上部を開放しているが、間接照明を壁天端に仕込むことでパネリングの天井に照明を極力設けず、天井が綺麗に連続していくように心がけた。

 設計を進めていく中で、内装の計画は室の用途によってグレードが決まることが多く、空間的な特性とは違う価値観で選定されることも多い。例えばテレビの置かれる面が比較的に視野に入る時間が長いという理由でアクセントクロスなどを張るなど、部屋毎のレイアウトで決めていくような内装の選定は行わず、空間のシークエンスに寄与するような内装、連続していくことを意識した内装の在り方を目指した。 

REPORT

工事の様子

亀岡建築アトリエ

亀岡建築アトリエ 一級建築士事務所 /
心地良い空間デザインの先にある、その人その場所の居心地をつくる / 仙台市 / 亀岡真彦

Creating whereabouts for the people and the places  with Sophisticated architectual design from SENDAI in JAPAN
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