4年後の石巻の家、6年目の事務所
- 6月5日
- 読了時間: 2分
石巻の家(=RE:HOUSE-S)は、引き渡しをしてから4年という月日が経過しました。ありがたいことに、先日、某建築雑誌の取材を受けることになり、久しぶりにお宅へ訪問させていただきました。
4年が経過し、新しく施工したフローリングは飴色に変化し、格天井や欅の梁、化粧柱などの既存の部分と徐々に揃い、経年変化によって空間がまたさらに馴染んできたように思います。以前玄関の敷台として使われていた1枚板は、半分に割き、新たにダイニングテーブルとして使われていますが、椅子が増えていたり、季節によって掛け替えられるタペストリーや、暮らしの道具が、空間に違和感なく設えられている様子がとても心地良く、建築と暮らし、ハードとソフトという垣根無く、その一体感が居心地をつくりだしている状況に、いつも感動を覚えます。この空間を楽しんでくれている、そんな気がしていて、設計冥利に尽きる思いを感じさせてもらっています。建築デザインの価値観と暮らしの価値観が共鳴した時に、素敵な空間が生まれてくれるような気がしています。

今月で亀岡建築アトリエは開業してから5年が経過し、6年目に入りました。弊社にご依頼してくださったクライアントのみなさま、弊社を進めてくださった友人知人の方々、また、同業で先人の方々である設計事務所の先輩方、工務店さんをはじめとする職人さんたち、そして、家族の支えがあり、5年という節目を迎えることができました。
独立当初に掲げた「心地良い空間デザインの先にある、その人その場所の居心地をつくる」という思いは今でも変わっていません。6年目も7年目も、10年目も20年目も、クライアントやその場所にとって居心地の良い空間をつくること、クライアントの価値観をよく理解できる設計者であること、そして、住まい手だけではなく、その建築を訪れる人やただ目の間を通り過ぎる人にとっても心地良さを与えてくれるような建築をつくれるようになりたいと思います。



コメント