完成内覧会 山形市の家 2/28、3/1
- 真彦 亀岡
- 22 分前
- 読了時間: 3分
当アトリエで設計・監理を行っている山形市の新築住宅について、クライアントのご厚意により完成内覧会を開催させていただくことになりました。完全予約制の内覧会になります。各項目をご記載の上、下記メールアドレスまでお申し込みください。
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(仮)山形市の家 -牧歌を望む家と小さなhut- 完成内覧会
場所
山形県山形市(詳細は申込時にお伝えいたします)
日時
①2026年2月28日(土) 10:00〜17:00
②2026年3月1日(日) 10:00〜16:00
申込
info@kameoka-aa.com (担当亀岡まで)
申込時に記載していただく内容
①氏名
②お住まいの住所
③内覧会当日連絡可能な電話番号
④ご職業
⑤参加人数
⑥内覧希望時間帯
⑦内覧希望理由(例:住宅の新築、改修などを検討している等)
建築概要等
夫婦2人+子供2人の4人家族で住まう住宅と、将来的にお店を営むために用意した小さな建築、2つの用途の併存住宅です。計画地は山形市内の少し外れに位置し、堰や蔵、樹木、畑など、牧歌的な風景が残る場所になっています。暮らしと生業が併存するSOHOのような建物でありますが、住まいのプライバシーを確保するために2つを独立的に計画しながらも屋根でつながる1つの建築として計画しています。建物の断熱性能を高めつつ、華美なデザインとしないこと、素朴で、どこか懐かしい雰囲気を感じるような、牧歌的な環境に馴染み、クライアントらしさを感じる建築を目指した建物です。

↑設計中の建築模型
建物の性能は、屋根に240mmのグラスウール+60mmのポリスチレンフォーム、外壁にグラスウール充填+30mmポリスチレンフォームを付加断熱、床断熱、サッシは樹脂製のトリプルガラスを採用しています。C値は0.3㎠/㎡を確保しています。

↑屋根垂木間にポリスチレンフォームt60

↑住宅の屋根は切り妻、ロフトとして活用する
木材の補助金を利用したいこともあり、大スパンの梁以外を地場の杉を使って、内外装にも木をふんだんに表した建築としています。外壁材は屋久島地杉という赤みの外壁材を使用しており、ウッドロングエコという木材保護剤を塗布した仕上がりになります。内部についても木部を表して、素材の風合いが感じられるような仕上がりとしています。
住宅側は延焼のおそれのある範囲に入ってしまうため、防火と耐力をかねた面材(ダイライト)を施工しています。事務所側については、南北の延焼のおそれのある範囲をかわして配置計画することで、防火面材を使用せず、構造合板によって耐力を確保する計画としています。

↑軒天井は野地、垂木を表してウッドロングエコを塗布

↑屋久島地杉の外壁材(チャネルオリジナル)

↑居間の天井は、根太レス合板及び梁表しを基本としている

↑畳コーナーと小上がり収納スペースの造作
クライアントと敷地環境の素朴な心地良さを建築で表現することを意識していて、内部の表し梁の成は、いつもの調子であれば梁成やピッチを綺麗に整えるところですが、構造的や部材としての合理的な掛け方をコントロールせず、樹種を杉のみとして材料の統一感だけをコントロールしたデザインとしています。内部の建具は既製品ではなく、内部の杉と相性の良いシナフラッシュの造作として、手かけも木製のもの使っています。
敷地環境を読み取り、その土地に相応しい建築を創造することが建築家としての大切な仕事の一つでありますが、それと同時に、クライアントの暮らしを理解し、暮らしと環境の両方を大切にして建築を計画する、それが当アトリエが大切にしているテーマでもあります。客観的で理論的な建築デザインとしてコントロールされたものと、理論的ではない雑多で愛着のある暮らしの豊かさが共存してくれるようなことを考えており、この住宅もまた、私なりにクライアントと環境の佇まいをデザインした建築です。
kameoka




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